暖簾 のれんN-4602 (白地に青)

n-4602
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商品番号:n-4602

暖簾 のれん N-4602

暖簾 のれんN-4602(白地に青)
¥32,400(税込)
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ここ山梨県は冬でも晴天の日が多く、染め物をするには良いところですが、放射冷却で明け方はものすごく冷え込みます。冷え込むと川の水温よりも気温が低いことから、川の上に湯気が涌くことがあります。

川の水が沸騰している訳ではないので、湯気が「沸く」ではなく「涌く」と書いて良いのだと思います。
そういう寒い日ばかりではなく、雲や蒸気が「立ち涌く」様子から生まれてきたのが「立涌文(たてわくもん)」と呼ばれる図案です。

寒さに弱い僕としては、うどん屋さんや豚まん(肉まん、中華まん)屋さんの湯気のほうがありがたいのですが、
古来、立涌文は吉祥の印とされていて、やんごとなき方々だけが使える図案だったりします。

それでも、山登りなどしている時に出逢える景色の中では、やっぱり神々しいものを感じる様な情景ですね。
昔の匠達が、とてもシンプルに図案化された文様で、高貴な方々が愛されたことも納得です。

品番 : N-4602(白地に青)
サイズ :約88x150cm
素材 :苧麻 白次麻
価格(税別) :¥30,000-

メーカー名:Studio MOFUSA

Studio MOFUSA

主に注文暖簾を制作していますのでお店の方には「のれん屋さん」と言われることが多いです。
だからと言って、代々続いている染めもの屋という訳ではありません。
染めもの屋にはそれこそ創業が江戸時代やそれ以前というような
老舗中の大老舗な染めもの屋さんがいくつもあります。
そこまではいかなくても日本の繊維業界がとても元気な頃から代々続いている染めもの屋さん達が、
日本中各地で沢山ありました。
繊維業界に厳しい昨今でも、皆さんのお住まいの町や地域にも、
「○○染工」「○○工芸」などの染めもの屋さんが、いくつかあるのではないでしょうか。
そんな数ある染めもの屋さん達ですが、
染めているモノによって、それぞれ専門の得意分野がありまして、
それこそ、染める繊維の種類、絹や綿、ポリエステルなどの繊維の原料によって、
また、染める色だったり、模様、柄によって得意不得意などに住み分けられています。
そんな染めもの屋業界のなかで、スタジオ モフサという染めもの屋は、
自分で言うのもなんですが、技術的には新参者のぺーぺーです。
どちらかというと僕の好きなものを染めている染めもの屋です。
すごく変な例えになりますが、凄い技術の宮大工さんや高層ビルを建てるゼネコンさんに比べて、
スタジオモフサは小さい心地よい平屋を得意とする大工さんというのはどうでしょう。
大きな設備もありませんし、基本的に僕自身が手を使ってひとつ1つ、筆と刷毛で染めています。
プリントや型を使っていませんので同じものを沢山制作することは得意ではありません。
僕のもっている世界とお客さんの求めているモノが、お店の暖簾だったり、お宅のしつらいだったり、
誰かへのプレゼントだったり、いろんなカタチがあるんだけど、
うまくカタチをつくる作業は、なんだかすごく楽しくて、胃が痛くなるけど、またやりたくなっちゃいます。
Studio MOFUSAは、ひとつのカタチをつくる染めもの屋です。